断捨離できない理由を解消すれば、きっと断捨離ができるはず!
どうも。やっとお部屋の断捨離を終えたみるこです。
『洋服』と『本』の断捨離に成功したから、次はお部屋だ~!
意気揚々と始めたのですが、お部屋の断捨離は、洋服や本ともまた違う難しさがありました。いろいろな物がありますしね・・・。
何が断捨離を邪魔しているのかと、できない理由を真剣に考えました。可能な限り調べてもみました。するとやはり、すべてに共通する断捨離できない理由というものがあったのです。
そして年末の大掃除の前にスッキリ爽やかになりましたので、わたしがどのようにしてお部屋を断捨離したのかについてお話していきます!
断捨離できない理由とは?成功するために心に留めたい3つのこと。
いざ断捨離をしようとすると…
いずれまた使うかも
これは高かったから、さすがにもったいないな・・・
と頭の中をよぎります。この「いずれ使うかも」「もったいない」をこじらせていたのが、以下の3つの理由でした。
- サンクコストの呪いに掛かっていた
- 過去の成功体験が邪魔をしていた
- 起こるか分からない未来への不安
これらの理由を深く理解し納得することで、わたしは何とか乗り越え、断捨離に成功することができました。そして「断捨離して良かった」と心から思えます!
それでは断捨離できない理由について、1つずつ詳しくお話していきます。
断捨離できない理由①サンクコストの呪いに掛かっていた
「いずれ使うかも」「もったいない」をこじらせた一つ目の理由が、サンクコストの呪いです。
サンクコスト(=埋没費用)とは、過去に投資した『お金』や『時間』『労力』など、二度と返ってこないコストです。この返ってこないコストにこだわり続けることをサンクコストの呪いと言うそうです。
つまり、損をしたくないがゆえ、ずるずる損を引き延ばし、更なる損を招いてしまうのです。
なんとも恐ろしいっっ
たしかに思い当たることが沢山あります・・・。
- 購入した本(1500円)が、数ページでつまらないと気づいた。いつもより読む時間も掛かり、ストレスも感じたが、頑張ってどうにか読み終えた。
- 服を買った。着ていてズレてきたり、着心地が悪くて不快だったが、せっかく買ったので着続けた。
- 映画のチケットを買った。風邪をひいたので寝ていたかったけど、もったいないので見に行った。風邪をこじらせ病院に行くことになった。
サンクコストにこだわって、結果、損をしてしまうという事ですね・・・。失っているのはお金とは限らないのです。
事業や投資などと違い、新たに資金を投入したわけではないので、一見分かりにくいのですが、『時間』『労力』『ストレス』と、大切なものを奪われていることが分かります。
人間は損をしたくないがゆえ、損をするようにできているのです。うまくスイッチを切り替えないと、それこそもったいないですよね。
ですが、断捨離できない理由はサンクコストの呪いだけではありませんでした・・・。
それでは、断捨離できない2つ目の理由について見ていきましょう。
断捨離できない理由②過去の成功体験が邪魔をしている
いつか使うかもしれない
そのいつかはまずこないのですが、稀に訪れるときがあります。わたしの場合、3年に一回あるかないかです(笑)
しかし、この3年に一回が曲者なのです・・・。
ほら、やっぱり使う時があるじゃない
ちょっとした成功体験ですよね。この成功体験があれば、「この買い物は失敗ではなかった」「捨てない判断は正しかった」と、自分を肯定することができるのです。
とはいえ日々の暮らしの中で…
もう使わないかも。捨てようかな。いや。また使うかも。これがなければこのスペース空くのに。邪魔だな。あ~、埃かぶってる。掃除しなくちゃ。
多くの『時間』や『労力』を費やしています。
また、使わない物を買ってしまったという罪悪感(失敗を目の当たりにし続けるストレス)、気に入らない物を使い続けるストレス、失っているものの方が大きいのです。
たまに訪れる成功体験とこれらの日常と合わせたとき、どちらが快適なのでしょうか・・・。
なにを大切に思うかですが、わたしは日々のストレスを減らして、ゆっくりと寛げる部屋で過ごしたいと思いました。
できるだけ視覚的ノイズも減らしたいですし、楽しい事や好きなこと以外に時間を費やしたくないのです。
なので…
使うか迷ったものを全て断捨離しました!
大切なものを奪われていると頭でハッキリ認識できたので、あとは「えいっ!」と覚悟を決めました。
覚悟を決めてからは、もう考える時間さえもったいないと言わんばかりに断捨離しまくりました(笑)
サンクコストの呪いだろうが、過去の成功体験が邪魔していようが、何人たりともわたしの楽しい快適な時間を奪う事は許さない!ストレスを与える物は排除してやる!という気持ちで臨んだのです。
そのことによって、きっとこれから断捨離してしまったものが、必要になる時が訪れるかもしれません。わたしの場合はおそらく3年に一回あるかないかです。
このときに後悔するのでしょうか?
そうかもしれません。それはその未来が訪れてからでないとわかりません。ですが、わたしは今、このように考えています。
日々快適な部屋で心地よく過ごして、3年に一回くらい…
あ~!断捨離したものが必要になった~(笑)
こんな風に思うのも悪くないかなと。
その代わりに得られるものも沢山あるのではないかと思うのです。このことがわたしの心にしっかりと根付いたことで、今、とてもクリアな気持ちでいます!
それでは、断捨離できない3つ目の理由についてです。
断捨離できない理由③未来へのこだわりや不安
「いつか使うかもしれない」というのは、訪れるかどうかわからない未来にこだわっているのかもしれません。
もしかしたらこうなるかも?こうだったら?これがあれば?
訪れるか分からない未来に心を悩ませるよりも、今に焦点を当てた方が、ずっと心が軽くなります。
あまり使わず捨てたら、この買い物は失敗だったと思うかもしれません。ですが、買う前にどれだけ吟味しても、実際買うまでわからないことは沢山あるのです。
我慢して使い続けたり、使うかもしれない時期を待つ方が、時間や心をすり減らしていたかもしれません。
わたしが断捨離したものは、買い物の失敗もあったかもしれませんが、その失敗から学ぶことで、次に買う時には、もっと上手に選べるはずです。
そして少しずつ買い物上手になり、少しずつ自分らしい暮らしに近づいていけば、それこそが断捨離の目的である、快適で楽しい暮らしになっていくのではないかと思います。
それでは最後にまとめておきます。
まとめ
◇断捨離できない理由
- サンクコストの呪いに掛かっていた
- 過去の成功体験が邪魔をしている
- 未来へのこだわりや不安
『時間』『労力』『ストレス』など、大切な物を奪われないようにしよう!
断捨離できない理由はいかがでしたか。
物のない時代であれば、物があることが安心感につながり、快適に感じたかもしれません。
ですが今現在は、物も情報も溢れている時代です。私たちに、かなりの負荷が掛かっていることでしょう・・・。
わたしも断捨離したてのホヤホヤです(笑)
新たな価値観を脳内に再インストールするのに少し時間が掛かりましたが、納得することで、実際の作業はかなりのスピードで進めることができました。
何を大切にして、どのように暮らすかは、私たちが自分自身で選ぶことができるのです。
断捨離してみようと思ったその日が吉日です。成功を祈っています^^
そして日々快適に過ごして、わたしと一緒に、3年に一回くらいあ~っとなってみませんか?(笑)
もしかしたら、そんな日は訪れないかもしれません!