「本棚から本があふれかえっている」
「でも、いずれまた読むかもしれないから捨てられない」
このように思ったことはありませんか?
どうも。いつか本の重さで床が抜けるんじゃないかと本気で心配していた、みるこです。
わたしは、本を断捨離する基準を作り、1000冊以上断捨離しました。
本好きにとって本を手放すという事は、とても大変な事です。絶対に後悔しないように断捨離基準を考えなければなりません。
それでは、わたしがどのようにして、後悔しない断捨離の基準を作ったのかお話していきます。
本を断捨離する基準は一生もの!二度と迷わないために真剣に考えた。
わたしは、1日1冊はマストで読みます。本好きがこうじて、速読の訓練まで始めたので、これからもっとハイスピードで増えていくことでしょう。
最低1日一冊×365×10年=3650冊
手放した分もあるのでもっと少ないですが、下の階の住人が知ったら、天井から私が降ってくる前に引っ越したくなるかもしれません。
決して「天井の高い家に住みたかった」と喜んではくれない事でしょう。
本を断捨離する基準を作るために、考えるべきことはこの2つです。
- 本棚に入るまで減らすのか、それとも本棚を増やすのか
- 本を選ぶ基準をどうするか
1つずつ、詳しくお話していきます。
断捨離の基準①本棚に入るまで減らすのか、それとも本棚を増やすのか
「好きな本を残すためには、本棚を増やすしかないんじゃないの」
わたしはずっとそう思ってきました。本は知識になり、さまざまな感情を与えてくれる大切なものです。
『繰り返し読んでいる本』『もう必要ない本』『いずれまた読むかもしれない本』の中で、『もう必要ない本』だけを手放してきました。
その結果が1000冊です。
いつしか『繰り返し読んでいる本』だけでなく、『いずれまた読むかもしれない本』が溜まってしまったのです。
「また読みたくなる時がくるかもしれない」
そうして決断をせずに、先延ばしにしていました。そうすることが深く考えずに済み、とても楽でした。
それと同時に、増えていく一方では困るので、どこかで決断しなければならないことも、心の底ではわかっていました。
つまり、『いずれまた読むかもしれない本』がこんなにも溜まってしまったのは、手放す決断をできずに、保留を続けてしまったにすぎないのです。
本に限らず、保留を続けると、本当に好きなものがわからなくなってきてしまいます。
「仕事を辞めたいけど、次を探さすの面倒だから、とりあえず保留」
「付き合っている人と別れたい気もするけど、とりあえず保留」
そうして時間はどんどん過ぎていきます。そのうち自分が何が好きで大切なのか、自分を形どるものがぼやけてしまいます。
保留はクセになってしまうのです。
本棚を増やすことは、その保留グセを継続してしまうため、わたしは本棚に入るまで断捨離することを選びました。
保留グセ以外にも、本棚に入るまで断捨離するメリットがあるので、簡単にまとめておきます。
- 保留グセがなくなり、自分の軸がしっかりする
- 部屋がスッキリし、掃除がしやすくなる
- 本棚のキャパを知ることができるため、衝動買いが減る
- 視覚的ノイズによるストレスが減る(聴覚でいうところの騒音のようなものです)
- 身体に良い(本のホコリ、カビ、またそれを好むチャタテムシを減らすことができる)
そして、心身ともに健康になり、素敵な読書ライフを送りたいものですね。
それでは次に、わたしが本を選ぶ基準をどのようにしたかお話していきます。
断捨離の基準②本を選ぶ基準をどうするか
まずわたしは、『繰り返し読んでいる本』『もう必要ない本』『いずれまた読むかもしれない本』に分けました。
『もう必要ない本』は手放す用の段ボールに入れ、『繰り返し読んでいる本』は本棚に戻します。
さて、『いずれまた読むかもしれない本』が残りました。これらを買った目的は一体なんだったのでしょうか。
『知的好奇心を満足させる』『感情が揺り動かされるかもしれない(感動する、面白いなど』『仕事や家事に必要だった』
いろいろな目的がありました。
ですがすでに目的は満たされたため、『いずれまた読むかもしれない本』になってしまったのです。
本は、毎日200冊くらいのが新刊が出るそうです。『月』ではなく『日』です。ということは、これから先も読みたい本は無限にあるということです。
すでに、『繰り返し読んでいる本』は本棚にしまいました。自覚があるかないかはともかく、繰り返し読むほど心に響く何かがある本です。
絶対に捨てられない大切なもの、大好きなものは、迷わなくても選ぶことができるのです。
わたしは『いずれまた読むかもしれない本』を全て断捨離しました。そうして保留を解消し『繰り返し読んでいる本』だけが残りました。
「わたし、意外とこういうの好きなんだ」という新たな発見もありました。アラフォーにして自分発見です(笑)
残った本は、これまで繰り返し読んだように、今後も繰り返し大切に読んでいきます。
「誰が何と言おうと、わたしはこの本が好き」
今は、はっきりとわかるようになりました。
そして、断捨離する基準ができたので、これからわたしの本棚は、ずっと変わらず大好きな本しか並ばないことでしょう。
まとめ
- 本棚に入るまで減らす5つのメリット
- 保留グセがなくなり、自分の軸がしっかりする
- 部屋がスッキリし、掃除がしやすくなる
- 本棚のキャパを知ることができるため、衝動買いが減る
- 視覚的ノイズによるストレスが減る(聴覚でいうところの騒音のようなものです)
- 身体に良い(カビやホコリ、チャタテムシを減らすことができる)
- 『繰り返し読んでいる本』『もう必要ない本』『いずれまた読むかもしれない本』にわけ、『繰り返し読んでいる本』以外は断捨離する
本を断捨離する基準はいかがでしたか?
人生には限りあり、また仕事や家事に多くの時間を費やしているため、本を読める時間は限られています。
その貴重な時間を『大好きな本』や『新たな本を読むときのワクワク感』に使うこともできるのです。
それでも断捨離するべきか迷う場合は、『もう一度お金を出しても買いたいか』を考えてみるのも良いかもしれません。
答えがYESならば、きっとあなたを形どる、価値ある本なのではないでしょうか。
それではお互い、素敵な読書ライフを送っていきましょう。